温暖化でエサ不足のロシア、熊さんが見つけた御馳走の宝庫


とあるロシアの村、墓地には最愛の人の墓石の前にひれ伏してる毛皮をまとった大男。
しかし近づいてみると、それは死体をむさぼっているヒグマでした。

地球温暖化によって、北極圏では氷河の侵食、永久凍土の消滅、そして海面の上昇が引き起こされています。その結果、野生動物たちの生活圏は縮小し、ホッキョクグマに至っては共食いを始めるほどの深刻な餌不足。
ロシアでも野生動物たちの餌不足は深刻なのですが、ロシアのヒグマたちは生き残るために知恵を絞りました。
そこで見つけたのが人間の墓地。いつでも気軽に立ち寄れて、ロシアの気候で人肉が冷蔵状態です。

WWFロシア支部によれば、ロシアでは2年ほど前からヒグマによる墓場荒らしが起きているそうです。
「最初に棺の開け方を見つけた熊が、他の熊に開け方を教えたようです。そういうことは彼らはすぐ覚えるんです」
もともと、熊にはゴミあさりをする習性があり、アメリカやカナダの自然公園ではテントに食べ物は決して残さないように注意されるそうです。墓荒らしもゴミあさりに近いものだとか。

本来なら魚など食べるような雑食性のクマも、今年は餌が十分手に入るにもかかわらず、あまりにも簡単に餌にありつけるため、墓荒らしにやってくるそうです。

「これじゃあ、まるで大きな冷蔵庫ですよ」
クマを追い払うには大きな音で脅かすくらいしか手段はないだろうとWWFロシア支部は言います。
ロシアでは、レジャーとして狩猟の対象にする富裕層や、中国国境周辺では熊の爪などの食材を求める中国人密猟者によってヒグマが減少を続けているため、政府による保護政策が起草されているところです。

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